家事代行の鍵預かりは不安?選ぶポイントと不在時も頼める会社を紹介

家の鍵を閉める
不在時に家事代行を頼みたい人
日中、仕事にいっている不在時に家事代行を頼みたい。だけど鍵を預けるのは不安。家事代行の鍵預かりサービスを使う際の注意点を知りたいです。

こういった疑問に答えます。

忙しい日々の助けとなってくれる家事代行サービス。とくに共働きの方や日中しごとをしている一人暮らしの人で重宝している方も多いと思います。

しかし、家事代行サービスは、朝9時から夜8時くらいまでのところが多く、出勤前や帰宅後に対応してくれる会社はまれです。

すると、平日に時間が取れない方は、土日に頼むことになります。しかし、貴重な休みを家事代行のために使ってしまうことになりますし、本来なら平日の昼間、自分の不在時にやってもらったほうがラクですよね。

さらに、仕事から帰宅した際に、部屋がキレイになっているというのは、とても気持ちの良いものです。

そうなると、家の鍵を家事代行会社に預けて、日中に家に入ってもらい、掃除をしてもらうことになるのですが、鍵を預けるというのは、抵抗がある方も多いと思います。

たしかに「悪用されないか」「鍵を紛失されないか」「不在時にモノを壊されないか」など不安な面は多いです。

今回は、家事代行サービスの鍵預かりについて、注意点や会社を選ぶ際のポイントなどをお伝えします。

家事代行の鍵預かりサービスとは?

悩む女性
家事代行の鍵預かりサービスとは、あらかじめ家事代行会社に自宅の鍵のスペアを預けておき、自分が不在時に掃除や洗濯をやってもらうサービスです。

家事代行会社によって内容は異なりますが、基本的には家事代行の定期契約をしている場合に有料のオプションとしてつけられることが多いです。

月額500円から1000円ほど費用がかかり、鍵は家事代行会社が保管をしてくれます。

利用者としては、不在時にも家事代行サービスを利用できますし、スタッフさんと気まずい思いをしなくて済むというメリットがあります。

 

逆に、その場で指示を出せないため細かい箇所の掃除に対応できないことや、鍵の紛失やモノの盗難といったリスクがデメリットです。

鍵預かりをしてくれる家事代行サービスを選ぶ際のポイント

値段を調べる女性

不在時に利用できる家事代行会社を選ぶ際のポイントは大きく2つあります。

紛失や物損の際の補償がきちんと決められているか

鍵を預けて一番怖いのが、鍵の紛失や家の中のモノの物損です。

基本的には、損害保険に入っている家事代行会社が多く、サービス中の物損に関しては補償してくれることが多いです。また鍵の紛失があった際にも鍵の取り替え費用も含めて補償してくれるところが多いです。

事前に確認して把握しておくことが大事です。

鍵の管理方法をきちんと決められているか

鍵を預けることで不安に思うことの一つに、紛失があります。自分が預けたスペアキーをどう管理してくれるのかきちんと把握しておきましょう。家事代行会社によっては、鍵の管理方法も公開しています。

たとえば、鍵ごとにGPSタグをつけ、鍵の所在地を常に本部で把握をしていたり、特定の職員のみが開けられる金庫で保管していたりとさまざまです。

これらが定められているのか聞いてみましょう。

不在時の鍵預かりサービスに対応している家事代行サービス

比較する女性

鍵預かりサービスに対応している家事代行サービスを3つご紹介します。

CaSy(カジー)

カジーの最大の特徴は、定期契約をしなくとも不在時に利用できる点です。

スポットでの契約でも、開始時に在宅していれば、不在中に作業をしてもらえます。(終了時は、在宅するか、鍵を所定の場所に置くというカタチになります。)

また、定期利用であれば、鍵を預けることができます。

その場合は、所定の方法で鍵をカジー本部に郵送し、鍵預り証を発行してもらいます。その後は、不在時に家事代行をしてもらえるようになります。利用料は月額980円です。

カジーは、鍵の管理方法も物損保険もしっかり整備されているので、安心です。


ベアーズ

家事代行サービスとして有名なベアーズについてはどうでしょうか。

スポットで頼む場合は、鍵を預かってはもらえず、サービスの開始時と終了時に家にいる必要がありますが、定期サービスの場合は、鍵を預けて不在時に依頼することが可能です。

オプション料金として、月額380円(税抜)を払うと、不在時にサービスを使えます。鍵の預かり料として、月1,000円かかるサービスも多い中、良心的な価格設定といえますね。

さらに、ベアーズは、業界最大手なだけあって、鍵の管理を徹底しています。

具体的には、下記のように紹介されています。

所定の「鍵預り証」を発行し、管理者のみがわかる通し番号で弊社管理システムにデータ登録し、どこにあるかがリアルタイムでわかるように管理いたします。社内においては金庫内に保管し、スタッフが持ち歩く際は会社指定のストラップを付け、指定の方法で所持いたします。
※ベアーズ公式サイト Q&Aページより

このように鍵の管理法をきちんと提示しているサービスは、より安心できます。

キャットハンド

家事代行サービスのキャットハンドでも、不在時の鍵預かりサービスが使えます。

さらに、定期サービスを使う場合は、無料で鍵預かりサービスを利用することができます。

実際、キャットハンドを使っている方の8割は、鍵を預けて不在時にサービスを頼んでいるようです。

また、事前に頼んでおけば、不在時に宅配便の荷物の受け取りも行ってもらえます。ひとり暮らしだと、平日に宅配便の荷物を受取るのも難しいですので、嬉しいサービスと言えそうです。

また、交通費を含めて1時間2,000円前後とかなりお得な値段で頼むことができます。


不在時に注意すべきポイント

ポイントを示す女性

鍵預かりサービスは、各社が補償を用意したり、しっかりとした管理形態を整えています。

しかし、一番大事なのは自分自身での備えです。

紛失や物損には対応していても、スタッフによる盗難には立証が難しいため保険で対応していない会社も多くあります。

そのため、貴重品や現金を室内に放置せず金庫にしまうなどの最低限のことをしておきましょう。

また、信頼できる家事代行会社かどうか口コミを調べたり、スタッフとある程度の信頼関係ができてから鍵を預けたりするなどの予防策を取ることも大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。家事代行サービスは、不在時にも使えるようになると、かなり便利になります。

ぜひ鍵預かりオプションも利用して、家事代行サービスを最大限活用してみてください。

家事代行サービスをもっと比較して考えたいという方は下記をどうぞ。

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