【洗濯の時短術】共働き夫婦が今日から実践できる13のコツを紹介

洗濯に疲れた女性
家事に追われる女性
毎日洗濯に時間を取られていてうんざり。もっと時短して、時間に追われない生活をしたい。

こういった疑問に答えます。洗濯は家事の中でも、結構時間を取られるモノです。

自分ひとりだけの洗濯であれば、洗濯物も少なく時間もかかりませんが、夫やお子さんのモノも含めると、毎日かなりの量となり、うんざりしますよね。

そこで、少しでもご自分の生活にゆとりを持てるよう、洗濯の段階を分けて、時短できるコツを紹介します。

自分にあっているコツがあれば、今日から1つでも試してみてください。

洗濯はどれくらい時間を奪っている?

大量の洗濯物

具体的なコツに入る前に、そもそも洗濯にどれくらい時間をかけているか、可視化してみましょう。見える化して、初めて効率化できることもあります。

洗濯の工程としては下記の感じでしょうか。

  1. 衣類の種類によって洗濯物を分けたり、ネットに入れたりする
  2. 洗剤を測って、投入する
  3. 洗濯機をセットする
  4. 洗濯物を取り出してカゴに入れる
  5. ベランダ(庭)まで持っていき、外履きに履き替えて、外に出る
  6. 洗濯物を干す
  7. 天気が悪くなってきたら、その前に室内干しに切り替える
  8. 洗濯物を取り込む
  9. 洗濯物をたたむ
  10. 洗濯物を所定の場所にしまう

きちんと書き出すと、このくらいの作業ををおこなっているわけです。

そして、夫に加えてお子さんが1~2人いる家庭だと、洗濯物の量が多いため、ほぼ毎日この作業を行っているかと思います。

時間にしたら、1日30分、1週間で3時間30分は費やしていることになります。

これを1日10分でも短縮できたら、1週間で1時間以上の空き時間ができることになります。

その空いた時間で、ゆっくりお茶をしたり、自分の趣味の時間に当てたり、早く寝ることができると考えるとワクワクしませんか。

【洗う】工程の時短のコツ

洗濯機

さて、ここからは、見える化した工程ごとに、時短するためのコツを紹介します。

すべてを実践しようとするのではなく、自分に合ったコツを選んで、取り入れてみてください。

まずは、【洗う】工程のコツになります。

夜中に洗濯する

洗濯機の予約機能を使って、起床時にちょうど洗濯が完了するようにセットすることです。

そうすれば、寝ている間の時間を使って、効率的に洗濯を終わらせることができます。

意外と洗濯機の予約機能を使っていないという話も聞くので、活用しましょう。

「振動で眠りづらくなるのではないか」とか「隣人に騒音で迷惑をかけるのではないか」といった懸念があると方もいると思いますが、自分は何年もこのスタイルを続けていて、なにか問題が起こったことはないです。

もちろん、家の間取りや洗濯機の性能にもよると思いますが、不安なら一度やってみるのが良いですね。

また、最近では、洗濯機の振動防止のアイテムも色々売っているので、ためしてみると良いでしょう。

因幡 洗濯機用防振かさ上げ台 ふんばるマン OP-SG600(4コ入)
by カエレバ

 

スピード洗浄機能を使う

夜中に洗濯機を回さない時は、洗濯機の機能にスピード洗浄を積極的に使いましょう。

これを使うかどうかでかなり洗濯待ちの時間が短縮されます。

きちんと汚れが落ちないのではないかという不安もあって使わない人も多いですが、自分が使ってきた意見からいくと、頑固な汚れでない限り落ちますし、洗剤も残ることはありません。

メーカーも日常生活で使えないような機能は用意しないですからね。

ジェルボール or プッシュ型洗剤を使う

洗濯物の量から洗剤を測って、投入するというのは、すぐにできるように思えますが、チリツモで考えると時間がかかる作業です。

洗剤の自動投入機能がある洗濯機の方はスルーしてください。

そこで、ジェルボール型の洗剤や、洗濯機の中に向けてプッシュするだけの洗剤を使うと圧倒的に楽です。

普通の洗剤より多少は値が張りますが、一度使ってみると、手放せなくなると思います。

アリエール 洗濯洗剤 リビングドライジェルボール3D 詰め替え 超ジャンボ(44個入)
by カエレバ

 

種類ごとに分けてネットを使う

できる限り、同じ種類の衣服ごとにネットを使いましょう。

たとえば、靴下でまとめると、セットを探す手間が省けます。

また、下着は下着でまとめることで、干すときにすぐに分かり、楽です。

【干す・乾燥】工程の時短のコツ

洗濯物のカゴ

つぎに、干すときの時短のコツを紹介します。ここに一番時間がかかっている人が多いのではないでしょうか。

動線を効率化する

洗濯機からベランダ(庭)まで洗濯物を運んでいる方が多いと思いますが、そこに至るまでの動線を見直してみましょう。

たとえば、下記の感じです。

  • ベランダに向かうまでに、迂回している家具の位置をずらす
  • ベランダで履き替えるサンダルを、下を見ずにすぐ履けるものにする
  • 洗濯物を一度に入れられる大きさのカゴを用意する
  • カゴを脱衣所に置いておくスペースを作る

こういった感じです。

また、洗濯物を干す場所を「外」ではなく、「脱衣所や浴室」としてしまうというのもアリです。

そうすると、洗濯が終わって移動せずに洗濯物を干せるので、圧倒的に時短です。

「臭いが残るのではないか」とか「生乾きになるのでは?」といった不安もあると思いますが、案外乾きますよ。

最近では室内干し用の洗剤もありますので、時短を極めたい方はやってみてください。

ピンチハンガーに吊るさない

靴下や下着を乾かすためにピンチハンガーを使っている方が圧倒的だと思いますが、ひとつずつ洗濯バサミに挟むのは、結構骨が折れるものです。

そこで、靴下などは、ピンチハンガーに挟まず、ピンチハンガーの棒の部分にひっかけるだけにするというのもアリです。

ただ、これは外干しでやると飛んでいってしまうので、室内干し限定です。

逆に、子ども服などは、ハンガーにかけるよりも、ピンチハンガーでサッと止めてしまう方が早いです。

引っ張って取れる式のピンチハンガー

そして、ピンチハンガーには、引っ張るだけで取り込める型のものがあります。

外すときに、衣服を引っ張るだけで取ることができるので、取り込むのが圧倒的に楽ですので、使ってみてください。

エヌケーグループ 引っぱリンガー 44ピンチ(1コ入)
by カエレバ

 

 

【たたむ・取り込む】工程の時短のコツ

洗濯物を干す

ここでは、取り込んでたたむ工程でのコツをお伝えします。

洗濯物をたたまない

出落ちですが、そもそもたたむ必要があるか考えてみましょう。

たたむのではなく、服はハンガーにかけたままにする、下着や靴下は専用のボックスに投げ込むだけにするとすると、圧倒的に時短になります。

さらに、専用ボックスを家族にもわかりやすく設置することで、お子さんが自分で下着や靴下を履くようにすることが可能です。

子どもの成長のためにもなりますし、朝の着替えの時間の節約にもなります。

たたまないので見た目は悪いですが、すべてを完璧にやると時間がいくらあっても足りないため、妥協も大切です。

干すハンガーと、クローゼットのハンガーを統一する

干す時のハンガーとクローゼットにしまうときのハンガーを一緒にしてしまいましょう。

そうすると、取り込んだ際に、ハンガーから服を外さずに、そのまましまうことができます。

クローゼットのハンガーを干すときに使うと、洗濯物が飛んでいかないか不安ですが、案外飛びません。

また、不安な方は、洗濯バサミで固定したり、干す用のハンガーをクローゼットで使いましょう。

ちょっと意外な洗濯の時短術【裏技】

アイロンがけ

最後に洗濯の時短術の裏技を紹介します。

バスマットを使わない

そもそも洗濯物を減らせないかという視点を持ちましょう。

脱衣所にはバスマットを敷いていると思いますが、こちらを定期的に交換するのって結構面倒ですし、洗濯物も増えてしまいます。

そこで、バスマットではなく、洗濯する必要のない、珪藻土マットを使うことがおすすめです。

自分ももう1年以上使っていますが、圧倒的に楽です。

これは、水を吸収する硬い素材で出来ている踏み台で、お風呂上がりにこの上で身体を拭くと、すぐに水分を吸収します。

欠点としては、バスマットよりもサイズが小さいものが多いことですが、慣れればどうってことないです。

バスタオルを使わない

つぎにバスタオルを廃止しましょう。

代わりにフェイスタオルで身体を拭くようにすると、洗濯物の量が圧倒的にへります。

また、バスタオルをかけておくスペースが脱衣所からなくなるので、広く使えるようになります。

何十枚か用意しておいて、一回使ったら、洗濯します。毎回洗うので、家族ごとに分けないことに抵抗がなければ、一箇所に詰め込んでおけて、さらに楽です。

形状記憶の衣類を活用

服にアイロンをかける時間って馬鹿にならないですよね。

そこで、平日は毎日使うYシャツは、形状記憶型のものを使いましょう。

アイロンを全くしなくて済むわけではないですが、アイロンが必要な時間がかなり短くなります。

着心地の問題もあるので、一気に変えず、一度試すのが良いでしょう。

家族で分担する

最後になりましたが、ここまでのコツを覆すほど大事なのが、家族での分担です。

やはり、細かい部分での時短も大事ですが、自分1人でやるよりも、夫やお子さんと分担することで、かなりの時間の節約になります。

  • 必要なものは洗濯ネットに入れる
  • 寝る前に洗剤を投入して、予約スイッチを入れる
  • 朝起きたら、カゴに洗濯物を入れておく

など、特定の箇所に限って具体的に分担すると、責任感が芽生えて、分担してもらいやすいです。

もちろん、分担をお願いするのも面倒ですし、分担できない細かい作業こそ大変という面もありますので、目に見える部分は多めにお願いすることを意識しましょう。

洗濯を時短すれば、将来的に時間が大きく節約できる

ここまで、毎日の洗濯でできる時短のコツをお伝えしてきました。

すべてをやることは難しいにしろ、取り入れられると思ったコツを取り入れてみてください。

洗濯はほぼ毎日ずっと続く家事ですので、早いうちに時短すれば、それから先ずっと時間を節約できます。

また、家事の時短を考えるなら、たまに家事代行サービスを使うという手段もあります。

料金やサービス内容を下記で解説しています。

家事代行サービスの料金や対応エリア、特徴を徹底比較