浴室クリーニングのメリットは?料金相場や作業内容を解説します

浴室クリーニング

年末の大掃除に限らず、普段の掃除でも一番大変なのが、水回り。その中でも一番面積の大きいのがお風呂です。

浴室の掃除をしたいけど、共働きなどで他の家事が忙しく、時間が無いという方もいらっしゃるでしょう。またとても労力も使う作業ですよね。

そういった時にプロの力、すなわち「ハウスクリーニング」を頼んでみたい、思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際に「ハウスクリーニングはどういった事をしてくれるのか」「どれくらい値段がかかるのだろう?」と二の足を踏んでいる方もいるかもしれません。

今回は、浴室にスポットを充ててどういったハウスクリーニングをしてくれるのか、またどれくらい値段がかかるのか、などを中心に解説したいと思います。

ハウスクリーニングと普段の掃除何が違う?

風呂掃除をする主婦

私たちの普段の掃除とプロのクリーニング、一体なにが違うのでしょうか。

「掃除だし同じじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、両者は全く違うと言っても過言ではありません。

素人の掃除では、スポンジやお風呂用洗剤などで洗う方が大半だと思います。そして、洗剤は1種類で浴室全体を洗う方も多いのではないでしょうか。

一方、ハウスクリーニング業者は汚れの種類や度合に関する専門的な知識を持っているので、その汚れにあった掃除の方法を採ります。

たとえば、カビひとつを取っても全てが同じカビとは限りません。

アカカビや黒カビといった種類がありますので、それぞれに対して最善の方法で掃除をしてくれるのがプロの技なのです。

浴室クリーニングの料金相場

綺麗になるなら確かに頼んでみたいのがプロの力ですね。しかしそこで再びネックになってくるのが、価格面です。

では、実際に専門的な器具や技術を用いた清掃にはどれくらい値段がかかるのでしょうか。

「ダスキン」「お掃除本舗」「カジタク」という大手3社の浴室クリーニングの値段の相場をまとめてみます。

会社名 料金 備考
ダスキン 19,800円 浴室床面積4㎡以内
お掃除本舗 15,000円 +3,000円でカビコーティング有
カジタク 13,500円 全国一律料金

※各公式サイトより抜粋

基本的な料金は上記の値段になります。

総じて、1万円以上2万円以下というのが一般的です。

また、所要時間は2時間から3時間の場合がほとんどです。

浴室クリーニングの内容

浴室クリーニングの道具

ここからは、浴室クリーニングで頼めること、そして、どのような作業をしてもらえるのかを詳しくまとめていきます。

浴槽

垢やカビ、ぬめりなどを重点的に掃除します。

頑固な汚れの場合、業務用の洗剤やスポンジ、器具などを使って綺麗にしてくれます。

いずれも汚れにあった清掃用具を使用するため、非常に綺麗な仕上がりになります。

エプロン内部

セパレートタイプの浴槽の場合、湯船の側面の壁を取り外すことが出来ます。その部分を「エプロン」と呼びます。

個人の掃除でエプロンを外して掃除する人はめったにないため、内部にはカビが生えていることが多いのですが、その見えない部分も念入りに綺麗にします。

天井、壁、床

エプロン内部だけではなく、これらもカビが生えてしまいがちな部分です。

ハウスクリーニングは上から汚れを落としていくため、天井、壁、床の順で掃除をします。

汚れがひどいときは、高圧洗浄のクリーナーを使用してこびりついた汚れまで取ってくれます。

またその後、カビが生えにくいようにするコーティングのサービスもあります。会社によって無料またはオプションになるなど異なりますので、希望の場合はたずねてみましょう。

「鏡に水アカが付いていて見づらくなってしまった」という方も多いのではないでしょうか。

プロの浴室クリーニングなら大丈夫です。特殊なクリーナーを使って綺麗にしてくれます。

さらには曇りにくい、水垢が付きにくくなる加工をしてくれる業者もあります。

排水口

排水口は常に湿っている場所でゴミ受にとても汚れが付きやすく、普段の掃除でも苦労する場所なのではないでしょうか。

ここも、もちろん取り外して掃除の上、素人には難しい、排水溝の奥にたまったヘドロの様な汚れまで、専門的な洗剤を使用して除去してくれます。

蛇口、シャワーノズル

蛇口やシャワーノズルもゴミがたまりやすい場所。汚れが少しずつ蓄積し、気づかないうちに水の出が悪くなっていることがあります。

また、この部分が汚れていると、出る水が不衛生になってしまうことになります。

詰まりや汚れを解消するのはもちろん、蛇口など金属部分を磨いてピカピカにしてくれます。

浴室クリーニングの業者の選ぶ際の注意点

浴室クリーニング業者

実際にクリーニング業者に頼むという段階になると、どの会社にしようか迷ってしまうかもしれません。

業者を選択する際の注意点を2つ、ご紹介します。

  • 保険があるか確認する
  • 見積もりを必ずもらう

順に見ていきます。

保険があるか確認する

まず、クリーニング業者が保険に入っているかどうかを確認しましょう。

保険に加入している会社であれば、万が一、器具などを破損した場合でも、きちんと補償を受けられます。

ホームページか、直接聞いて確認しましょう。

見積もりを必ずもらう

発注する前に、まずは見積もりを出してもらうが重要です。

なぜなら、それぞれのホームページには、「○○円~」と表記されているのが一般的ですが、それはあくまで基本料金だからです。

実際に自分の家なら、どの価格でどの程度で綺麗にしてもらえるのか、事前に問い合わせをすることが重要です。

上記の2つをしっかりと気をつけることによって、トラブルを格段に減らすことが出来ます。

注意して下さいね。

浴室クリーニングを頼んでみよう!

忙しくて時間のない方、自分では手に負えないくらい風呂場に汚れがたまってしまった方…ここまでの話を聞いて、きっと浴室クリーニングを頼んでみたい!と思われたのではないでしょうか。

一度プロの力によるクリーニングをしてもらえば、見違えるほど綺麗になり、毎日のお風呂タイムが楽しくなります。

またコーティングで汚れが付きにくくなり、その後自ら掃除をするのもとても楽になります。

是非一度頼んでみてはいかがでしょうか。