【掃除の時短術】今日から実践できる16個のテクニックを場所別にご紹介

時短掃除の部屋
毎日掃除をする時間がない人
毎日忙しくて掃除をする時間がない。でも汚い部屋で過ごすと気分も落ちる。短時間でサクッと掃除をするコツが知りたい。

こういった疑問に答えます。

毎日働いていて帰りも遅いと掃除をする時間を取るのって難しいですよね。さらに家族がいる方ならなおさらです。

土日もなにかと予定が詰まってしまったり、疲れて掃除をする気力がないまま、部屋が散らかり、ホコリが溜まってしまうという方も多そうです。

そうなると、ただでさえ疲れているのに、更に気持ちが落ち込むばかりです。

こういったことにならないために、サクッと短時間で家をキレイに保つコツをお伝えします。

あなたができることだけ取り入れてみて、ちょっと快適な毎日を過ごしましょう。

掃除を時短する3つの考え方

時短

まず、掃除の時短のコツを具体的にお伝えする前に、時短思考ができるためのコツを3つご紹介します。

  • ちょこっと掃除を意識する
  • 整理整頓を意識する。
  • 掃除のハードルを下げる

上記の3つです。深掘りして解説します。

ちょこっと掃除を意識する

ます最初に掃除のハードルを下げることを意識しましょう。

掃除をするとなると、部屋を片付けて、換気のために窓を開けて、掃除機を引っ張り出して、片付けてと”ちゃんと”やろうとしてしまいますよね。

実際、人は一度なにかを始めると、慣性の法則のように、その作業をそのまま納得がいくまで続けたくなる習性があります。

しかし、一度始めると長い作業になってしまうからこそ、億劫になって、掃除を始めるのが難しくなるのです。

なので、一度に徹底的に掃除をしようと考えるのではなく、「ちょこっとだけ毎日やる」。これを意識しましょう。

1週間に1度、徹底的に掃除をするよりも、毎日ちょこっと掃除をする方が、部屋は汚くなりづらいです。

掃除のハードルを下げる

ちょっと掃除を実践するためには、日常生活を送りながら掃除ができるよう、掃除のハードルを下げることが大切です。

たとえば、手の届くところにクイックルワイパーを置いておいたり、除菌シートを水回りに常備しておくなどですね。

毎日10秒でも掃除をすることが、部屋をキレイに保つコツなのです。

掃除自体の手間を減らす

最後にモノを減らして、掃除自体の手間を減らすことです。

ミニマリストになれとは言いませんが、部屋のモノが少ないと、ホコリもたまりませんし、片付けの手間も減るので、掃除の時間を減らしても部屋の綺麗さを維持できます。

モノを捨てるのが難しければ、モノの定位置を決めましょう。

散らかっている状態をなくせば、見た目的にもキレイですし、すぐに掃除機やクイックルワイパーをかけることができるので、結果的に掃除の手間が減ります。

以上の3つの掃除時短の考え方を頭に入れた上で、具体的な掃除の時短のテクニックを見ていきましょう。

<キッチン>掃除の時短テクニック

キッチン掃除

まずは、毎日使うキッチンの掃除時短のテクニックです。

シンクを使う前に水をかける

毎日必ず使うシンクは、ちょっと掃除しないと、すぐに汚れてしまいますよね。

そこで毎日掃除をしても良いのですが、もっと簡単にできることとして、使う前にシンク全体に水をかけるという方法です。

シンクに水の膜を張ることで、汚れがシンクに直接つきにくくなります。

すぐにできることなので、ためしてみてはどうでしょう。

シンクの水分を拭き取る

そして、シンクを使った後は、水分や汚れをすぐに拭き取りましょう。キッチンペーパーをシンク横に置いておけば、10秒でできます。

これをすぐだけで、汚れがこびりつく前に清潔な状態を保てます。

さらに欲をいえば、夕飯の洗い物のあとに、排水口に酸素系漂白剤をかけておくと良いです。

寝ている間に洗剤が浸透して、キレイな状態を保てます。

水垢は水と酢を沸騰させて除去

やかんなどの水垢は、水と酢を一緒に入れて、2時間ほど沸騰させて置くとキレイに取れます。

水垢がついてしまった調理器具があれば、やってみてください。

コンロは温かいうちにちょい拭き

コンロの汚れは、温かいうちにちょちょいと拭いちゃいましょう。

基本的に時間が経って冷めてしまうと、汚れが落ちにくくなります。

また、油汚れがある場合は、使い終わったティーパックでこすると汚れが取れやすいです。

<リビング>掃除の時短テクニック

リビング掃除

次に普段過ごすリビングです。リビングが汚いとそれだけで毎日のテンションも下がりますからね。

部屋にホコリ取りを常備

毎日過ごしていると部屋はすぐにホコリが溜まります。

週に1度徹底的に掃除をするよりも、毎日1回でも床掃除のホコリを取るだけで、部屋の清潔度を保てます。

特に夜の間にホコリは床に落ちてくるので、朝起きたら、1回クイックルワイパーなどで床のホコリを取ってしまうと良いです。

朝は忙しい時間かと思いますが、部屋のすぐ手が届くところにワイパーを置いておき、テレビを見ながらでも良いので、30秒だけ時間を取ってみましょう。

床にものを置かない

床のホコリを取るにあたって、床にモノを置かないことが大切です。

床にモノがあるだけで、そこにホコリがたまりますし、クイックルワイパーで掃除するにしても、片付けの手間がないだけで凄く楽です。

また、床だけでなく、机の上にもモノが無い方が、サッと拭くことができます。

台所洗剤で窓の結露防止

冬は特に窓に結露がたまることが多いと思います。結露すると、窓に汚れがたまりますし、冷暖房の効率もわるくなります。

そこで簡単にできる結露対策が、台所用洗剤を染み込ませたタオルで、窓を拭くことです。

毎日やるのは難しいかと思いますが、週に1度でもやってみてください。

<お風呂>掃除の時短テクニック

お風呂掃除

こちらも毎日使う、お風呂の掃除の時短テクニックです。

お風呂後の簡単掃除を習慣づける

お風呂は毎日入るもので、毎日汚れますが、毎日掃除ができていない人もいるのではないでしょうか。

お風呂は自分が使うときや使い終わったあとに、浴室から出る前にサッと掃除をしてしまうのが楽です。

湯船からお湯を抜いたあとにサッとスポンジで全体をぬぐったり、浴室の床を出る前に一度だけ掃除するなどです。

それだけで、清潔度が全くちがいます。

水シャワーを浴室全体にかける

水のシャワーを浴室から出る前に全体にかけましょう。浴室全体に飛び散った泡や汚れを落とすことができます。

また、カビは50度以上のお湯で死滅するので、週に1度熱いお湯を浴室全体にかけるのも大事です。

これだけで、カビの発生を抑制できます。

定期的に換気をする

少しでも換気をしましょう。数分でも窓を開けておくだけで、空気は入れ替わります。

逆に言えば、窓をあけないと、空気は入れ替わりません。

湿気があると、カビがすぐに発生するので、窓を開けることを意識しましょう。

カビにはカビ取り剤とキッチンペーパー

カビが発生してしまうことも、もちろんあると思います。

そうしたときは、下記の手順でカビを取りましょう。

  1. 通常の風呂用洗剤で、汚れを落とす
  2. 乾拭きする
  3. カビ取り洗剤をつけたキッチンペーパーをかぶせる
  4. 10分ほど放置して流す
  5. カビが薄まるまで繰り返す

これは毎日は無理なので、時間があるときに試してみてください。

鏡の水気を取る

お風呂の鏡は、すぐにウロコ状になり、見えなくなりがちです。

こうなる前に、毎日鏡をサッと乾拭きして、水気を取っておくと、キレイな状態を維持できます。

鏡がウロコ状に汚れてしまった場合は、クエン酸を混ぜた水を吹き替えて、ラップをして、10時間ほど放置してください。

その後に汚れを拭き取り、乾拭きして、磨くと元の状態に戻りやすいです。

<洗面所・トイレ>掃除の時短テクニック

トイレ掃除

油断するとすぐに汚くなる、洗面台とトイレの時短掃除テクニックです。

洗濯前のタオルでサッと拭く

洗面台の鏡や蛇口といった水回りは、とにかく水気を取ることが大切です。

そこで、洗濯する直前の手拭きタオルとかでサッと水気を取ってしまうのがおすすめです。

もちろん、汚れている場合は、雑巾などをつかいましょう。

お掃除洗剤を置いておく

トイレ掃除はなかなか億劫で、汚くなりがちです。

そこで、掃除用洗剤だけトイレ内に置いておき、トイレットペーパーに散布してサクッと拭く習慣をつけましょう。

もちろん、便器の中までトイレットペーパーでやるのは難しいので、便座やフチなどの汚れが気になったときに、すぐに吹けるようにしておくと良いです。

<玄関>掃除の時短テクニック

玄関掃除

最後に玄関の時短掃除テクニックです。

玄関は靴の収納を習慣づける

玄関は、外で汚れがついた靴を置いておくこともあり、汚れやすい場所です。

特に、靴を置いたままにしておくと、落ち葉や土、ゴミ溜まりやすくなります。

そのため、毎日履かない靴は、しまっておくようにしましょう。

掃除道具を常備

また、汚れやゴミを見つけたら、すぐに掃除ができるように、小さなホウキやゴミ取り用具を手の届くところに置いておきましょう。

これは、玄関に限らずですね。

時短テクニックの活用に加えて、抜本的な対策も考えよう

このように億劫な掃除の負担を少しでも下げて、清潔な家で過ごすテクニックはたくさんあります。

あなたが実践しやすいものから、毎日の生活に取り入れてみて、快適な毎日を送りましょう。

しかし、細かなテクニックを実践しても、抜本的な掃除の時短には繋がりにくいです。

理想をいえば、家族の協力を得たり、家事代行を部分的に頼んで、掃除の手間自体を減らすといったことも考えたいところ。

2時間5,000円程度で単発で頼めるサービスもありますので、下記から家事代行を詳細についても確認してみてください。

家事代行サービスの料金や対応エリア、特徴を徹底比較