一人暮らしの掃除の頻度は?場所別の目安と掃除方法、コツを解説

一人暮らしの散らかった部屋
一人暮らしをしている女性
一人暮らしを始めてみたけど、どのくらいの頻度で掃除をすべきか分からない。一般的な掃除の頻度を知りたいです。

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、一人暮らし歴7年目で、掃除好きな20代男子です。

一人暮らしを始めたばかりの頃は、慣れないことだらけで、その一つに「家の掃除」がありました。毎日忙しい中で、ついつい掃除を後回しにしてしまい、友人や恋人を呼びづらくなってしまったこともあります。

そんな中、どこを、どうやって、どのくらい掃除をすれば、快適に過ごせるようになったのかという点を解説していきます。

一人暮らしの一般的な掃除の頻度

掃除の頻度

まず、一般的に一人暮らしの人は、どのくらいの頻度で掃除をしているか、見てみましょう。

「マイナビウーマン」が20~30代の一人暮らしの女性を対象に行ったアンケートによると、下記の結果になったようです。

  • 週1回 40%
  • 週7回 18%
  • 週2~3回 17%
  • 週4~5回 11%
  • それ以下の頻度 14%

出典22~34歳の女性188人からのWEBアンケートを実施

一人暮らしの人は、週1回ほど掃除をする人が最も多いという結果になりました。中には、毎日掃除をする人も2割弱いることも驚きですね。

どちらにせよ、週1回以上は掃除をするという人は、9割弱にのぼっています。

一人暮らしだと、比較的モノも少なく、家族の目も無いため、掃除を後回しにする人もいるかと思いますが、週1回も掃除をしていないという方は、危機感を持ったほうが良いかもしれません。

場所別の掃除頻度

場所別の掃除頻度

一口に掃除の頻度と言っても、場所によって、掃除が必要な頻度は変わります。

ここからは、場所別に、おすすめの掃除のやり方と頻度を説明します。

リビングの掃除

リビングは家の中では最も過ごす時間が長い場所です。

そのため、リビングを清潔に保つだけで、普段の生活をしているだけで気分がよくなります。一方で、リビングにホコリが溜まっていると、「掃除しないとなぁ」と常に考えることになり、メンタル的にも良くないです。

結論、週に1回、5分だけでも掃除機をかけるのが良いかと思います。

掃除機なんて置く場所も買う金も無いという方は、床拭きシートでサッと拭いたり、カーペットをコロコロできれいにするだけで、大丈夫です。

特にテレビの裏や部屋の隅は、ホコリが溜まりやすいので、週に1回だけでもウェットシートで拭いておくと、清潔な空間を保てます。

台所(キッチン)の掃除

台所は、自炊をしない人は、ほぼ掃除をする必要が無いです。月に1度ほど、汚れている場合は、キレイにすると良いですね。

一方で、自炊をする人は、月に2~4回は掃除をすると良いです。

どうしても油がはねてしまったり、水滴が残ったりして、不衛生な状態になりやすいからです。

もしくは、毎回の料理の後に、サッとキレイにしてしまうと楽です。汚れや水滴を料理の後に拭き取るだけで、清潔度は保てるものです。さらに虫の発生も抑えられます。

お風呂(浴室)の掃除

お風呂はバスタブにお湯を張った日は、毎回掃除をするのが理想です。お湯を抜いたあとに、スポンジでサッと拭くだけでよく、3分もかかないでしょう。

やはり自分が入るバスタブは、清潔にしておかないと、汚れたお湯につかることになっちゃいますので。。

一方で、シャワーのみで済ませているという場合は、週1回ほどの掃除で大丈夫です。

その際は、スポンジ&洗剤を使って泡立てて、浴室を洗いましょう。シャワーを浴びる前に、まとめてやってしまうと楽です。

また、排水口も髪の毛などで詰まってしまう前に、こまめにゴミを取り除くと良いです。

自分は、過去に風呂の排水口が詰まってしまい、業者を呼ぶまでになってしまったこともあります。お金と時間の無駄なので、気をつけてください。

トイレの掃除

トイレ掃除は、後回しにしがちなものの一つだと思いますが、トイレの掃除を怠ると臭いの原因にもなるので、絶対避けるべきです。

特にワンルームの場合は、臭いがリビングまで漂ってくる地獄の状態になる可能性もあります。

さらに、本人は臭いに慣れていて気が付かないということもあり、人を呼んだ日には、あなたへのイメージが変わってしまいます。

具体的には、週1回ほど掃除ができれば良いですね。

さらに言うと、トイレ用のウェットシートなどを常備しておいて、2日に1度くらいの頻度でサッと便座&便器を拭くことです。

ちょっとしたことですが、これを続ければ、臭いが発生するような事態にはならないです。

ベランダの掃除

ベランダはそこまで高頻度で掃除をする必要はありませんが、月に1度くらいはキレイにするとよいかもです。

大事なのは、定期的に状態を確認し、ゴミがあれば、すぐに捨てることです。

強風のあとは、ビニール袋が飛んできたり、ゴミが溜まっていたりすることもあるので、そういうものを見つけた時はすぐに捨てましょう。

具体的には、下記の手順ですね。

  • ゴミを取る
  • ホウキとちりとりでホコリや砂を取る
  • 掃除機で細かいゴミを吸い取る

窓の掃除

窓掃除も高頻度でやる必要はなく、3ヶ月に1度くらいに行う大掃除の頻度で、拭き掃除をすると良いです。

具体的には、濡らした新聞紙などで拭き、その後に乾拭きすると、汚れが簡単に落ちます。

知らず知らずのうちに窓は汚れてしまうものなので、知らないうちに部屋も薄暗くなってしまいます。そうなると気分も落ち込む可能性もあるので、避けましょう。

クローゼットの掃除

ワンルームのような間取りだと、なかなか服を保管するスペースもなく、クローゼットに服を詰め込んでしまいがちです。すると、クローゼット内の通気性が悪くなり、カビや虫が湧く原因にもなります。

そのため、春と秋など、衣替えの季節に中身の大掃除をすることをおすすめします。

いらない服は勇気を持って捨てて、なるべくモノを減らしてしまうことがコツですね。特にクローゼットの床に洋服がおかれているような状態は避けましょう。

玄関の掃除

玄関は一人暮らしだと、そこまで広くは無く、掃除をしていないという人も多いと思います。

しかし、靴を置いたままにしておくと、結構ホコリや砂、泥がたまっている場合もあります。

月に1回ほど、靴をすべて取り除いた上で、ホウキでゴミを掃いて、外に出してしまうと良いですね。

掃除を習慣付けるコツ

掃除をする女性

ここまで場所ごとに掃除の頻度とやり方をお伝えしてきました。ただ、掃除の経験があまり無い人からすると、全てを定期的にやるのって難しいですよね。

実は、掃除を習慣づけるコツがあり、下記のとおりです。

  • モノの定位置を決める
  • 曜日を決める
  • 使ったらすぐ掃除する

順に解説します。

モノの定位置を決める

部屋にモノが散らかっていては、掃除もままなりません。

逆に部屋がある程度整頓されていると、すぐに掃除機をかけたり、床を拭くことができたりして、掃除も手軽にできます。

掃除をする際の障害と取り除くことが長続きするコツなのです。

そのため、部屋が散らからないように、モノの定位置を決めるのが1つ目のポイントです。

脱いだ服や、リモコン類、ケーブル類、食器類などなど、モノの場所を決めて、部屋を整理整頓しましょう。

曜日を決める

場所ごとに掃除をすべき頻度は異なる話をしました。

しかし、聞いただけではすぐに忘れてしまうもの。

忘れる前に、曜日ごとにどこを掃除するか決めてしまうのが一番です。

  • 月曜日と金曜日はリビング
  • 火曜日はキッチン
  • 水曜日はトイレ

上記のような感じで、あなたのスケジュールを決めてしまいましょう。

使ったらすぐ掃除する

曜日を決めるのが面倒であれば、「水回りは、使用後10秒間だけ掃除する」と決めるのも良いです。

たとえば、下記のとおりです。

  • キッチンの流しを使ったら、シンクをスポンジで一回拭く
  • トイレを使ったら、お掃除シートで便座を拭く
このように、ひと手間を日常に入れるだけでも、驚くほど長く清潔さを保てます。

さらに、最初は面倒に思っていても、毎日やっていれば自然と習慣づけられて、やらないと気持ち悪いという状態にまでなるはずです。

家事代行サービスもあり

ここまで一人暮らしの掃除の頻度と方法、コツについて解説してきました。

自分で掃除をしていくのが理想ではありますが、汚れがひどい人や、毎日忙しい人、今すぐにでも部屋をキレイにしたいという人は、家事代行サービスを一度使ってみることもおすすめです。

下記から家事代行サービスの内容や料金について、チェックしてみてください。

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