こういった疑問に答えます。
共働き家庭が一般的になってからもう随分経ちましたが、まだまだ女性が家事をほとんど負担しているという夫婦が圧倒的に多いです。
今回は、こういった生活から少しでも時間の余裕を捻出するために、できる家事の時短のコツを紹介します。
すぐにできることも多いので、今日から取り入れて、少しでも時間を作りましょう。
目次
家事はどれくらい時間を奪っている?
時短の具体的なコツに入る前に、日々どのくらい家事に時間をかけているかを考えてみましょう。
家事の時間のかけ方は、家庭によって異なるので、まずは自分が家事にかけている時間を知ることで、どの家事の時間を減らせば、効率的に時間を捻出できるかが分かるからです。
一番良いのは、紙に自分が一週間何に時間を使ったか書いてみることですが、ここでは一般的な家事時間を書いてみます。
- 洗濯:20分×週7回
- 掃除;20分×週4回
- 料理:40分×週7回
- 洗い物:20分×週7回
- 買い物:40分×週3回
この他にも、子どもの送り迎えや突発的に発生する家事があるかと思いますが、少なくとも、週に16時間近くは家事に使っているかと思います。
実に1日で2時間近くは家事に時間を取られていることになります。
共働き夫婦が、家事を時短するための3つの考え方
家事にどの程度時間を使っているかわかったところで、どうやって時短をしていくのかという話に移りましょう。
しかし、具体的な時短のコツに入る前に、家事の時短を減らすための考え方をお伝えします。
下記の3つを意識すると、すべての家事の時短に応用できます。
- 家事の総量を減らす
- 可視化して分担する
- 家事を効率化する
それぞれ見ていきましょう。
家事の総量を減らす
まずは、家事自体の断捨離をすることが大切です。
時短というと、どうしても、今やっている家事をどうすれば短時間でできるようになるかという発想になりがちです。
ですから、今やっている家事は本当にする必要があるのかという点から考えることが大切です。
たとえば下記ですね。
- 毎日洗濯機を回す必要はある?
- 毎朝食器を洗う必要はある?
- 毎日掃除をする必要はある?
こういったことを意識して、家事の総量自体減らしてしまえば、一気に時間が増やせます。
案外、よく考えるとやらなくても良い家事ってたくさんありますよ。
可視化して分担する
やらないといけない家事を厳選したところで、次に考えるべきは、それらの家事は本当に自分がやる必要があるのかという点です。
具体的には下記ですね。
- 夫との家事の分担を明確にする
- 親が近隣にいれば、手伝いをお願いすることはできないか
- ママ友と買い物や子守りをローテーションで協力することはできないか
- 子どもが自分でできることを増やせないか
- 機械化できることはないか
- 家事代行サービスを使えないか
こういったことを検討してみましょう。
「頼むくらいなら面倒だし自分でやる」「頼める人が周りにいない」と考えている人も多いと思いますが、案外もう一度ゼロベースで考えてみると、分担できる小さな家事も出てきます。
小さいものから徐々に渡すことで、長期的に見た自分の負担を減らしましょう。
家事を効率化する
ここまで家事負担の断捨離をしてきても、自分がやらないといけない家事ももちろんありますよね。
そういった家事は、なるべく時間をかけずにやれるよう考えてみましょう。たとえば、こんな感じです。
- ながら掃除ができないか考える
- 模様替えをして、家の家事動線を効率化する
- 時間のかからない献立にしてみる
ここまで説明してきた、3つの視点を持ちつつ、家事の時短を図っていきましょう。
ここからは、家事ごとにもっと具体的な時短のコツを解説してきます。
※家事代行の各サービスを下記で比較しています。
洗濯の時短のコツ
洗濯での時短のコツを紹介していきます。
洗濯機を回す頻度を減らす
ほぼ毎日洗濯機を回している方も多いと思いますが、これを2~3日に1度にするだけで、洗濯の時間は半分以下になります。
そのためには、着る服が無くならないように用意する、バスタオルではなくフェイスタオルを使うようにするなどといった工夫ができます。
衣服を分けずに洗濯する
色違いや繊維が弱い衣服を分けて洗濯していると、それだけでもかなり負担が増します。
そもそも服を買うときに、一緒に洗濯ができるものを買うと良いですね。
洗剤をいちいち入れないようにする
洗剤の量を図って洗濯機に投入するのは、地味に面倒です。
理想としては、洗剤を自動投入してくれる洗濯機を買うことですが、それが難しければ、ジェルボール型の洗剤を使うことでしょう。
ポイッと投げ込むだけで良いので、使ってみると病みつきです。
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乾燥機を使う
理想としては、乾燥機付きの洗濯機を買うことです。
洗濯物を干すのはなんだかんだ10分くらいかかりますが、乾燥機付きならば、洗濯してそのまま服を着ることができて、異次元レベルで楽です。
外に行って干すとなると、移動の手間もかかりますし、日中の天気も気に揉まないといけないので、結構精神的に疲れます。
洗濯物を畳まない
畳まずに、洗濯物を種類ごとに分けるボックスだけ用意しておいて、そこに放り込みましょう。
どうせ着るときには、畳んだものを解くのだから、たたむ意味は無いです。
掃除の時短のコツ
つぎに、掃除の時短のコツをご紹介します。
モノを減らす
部屋の中のモノを減らしましょう。断捨離です。
モノが多いとそれだけで、ホコリもたまりますし、片付けも発生するので、掃除の手間が増します。
使う機会の少ない子どものおもちゃや、雑誌類、食器類などなど、できるだけモノを減らすことを考えてみてください。
お掃除ロボットを使う
部屋のモノが減り、部屋が片付いた状態になると、今流行りのお掃除ロボットを使いやすくなります。
床から近い子どもの衛生面でも良いことですね。
お掃除ロボットに、毎日掃除させれば、自分では平日に掃除をしなくても問題ないので、格段に楽です。
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クイックルワイパーやホウキで夜もさっと掃除
お掃除ロボットを買うのが難しいという方は、クイックルワイパーや室内用ホウキを用意しましょう。
掃除機は隣人への騒音の迷惑になることもあり、夜はかけられないですよね。
一方、ホウキやワイパーは、リビングの手を取りやすい場所に置いておけば、1分でもサッと毎日掃除できます。
こうするだけで、部屋は十分清潔に保てますので、結果的に掃除の時間を減らすことができます。
洗い物の時短のコツ
洗い物も時間がかかる家事の一つです。時短のコツは下記のとおり。
毎食後の洗い物を諦める
朝食や夕食後に毎回食器を洗う人も多いと思います。夫の帰宅が遅くなる時は、さらに洗い物の回数が増えたりもします。
たとえば、忙しい朝は食器洗いは諦めて、夜に1回まとめてやるという風にしたほうが負担は減りますね。
皿をラップでくるむ
洗い物をへらすために、お皿をサランラップで包んでから、使うというのも効果的です。食べ終わったら、ラップだけ捨ててしまえば完了です。
最初は違和感があるかもですが、慣れればどうってことないです。
紙皿の活用
紙皿や紙コップ、割り箸を使うというのも時短の1つです。
これらは100円ショップでまとめ買いすると、驚くほど安いですし(100個で100円とかです)、使い終わったら捨てれば良いので楽です。
環境負荷はかかりますが、圧倒的に楽です。
買い物の時短のコツ
最後に買い物の時短のコツです。
週1でまとめて買う
普通に自炊をしていると、土日に1回と平日に1~2回ほど買い物をしているという方が多いのではないでしょうか。
これを土日だけの週1回にするだけで、結構時間を減らせます。
スーパーって一回行くと、いろいろ欲しいものが出てきて、なんだかんだ時間が取られてしまいますからね。
ネットスーパー、代行サービスを使う
さらには、ネットスーパーを活用して、スマホで食材を注文したり、買い物代行サービスを使ったりすることで、買い物自体の時間をなくしてしまうという手もあります。
もちろん、たまには自分で見て買わないとわからないものもありますが、一度使ってみるのもありかと思います。
ゼロから色々な手段を試して、生活にゆとりを持とう
ここまで家事の時短の考え方や、具体的な時短のコツを解説してきました。
案外簡単に負担が減ることもあるかもしれません。
そして、最近は手軽に安く使える家事代行サービスも増えてきました。
下記で各サービスを紹介しているので、確認してみてください。