家事代行で風呂掃除を頼むメリットは?浴室クリーニングとの違いも解説

家政婦のお風呂掃除
お風呂掃除が面倒な人
家事の中でも水回りの掃除は、手が回らず、キレイとは言えない状態が続いてる…。いっそのこと家事代行サービスに頼んでみようかな。いくらくらいかかるんだろう。

家事にもいろいろありますが、その中でも大変なのがお風呂掃除ですよね。

お風呂場は水回りとあって水垢やカビがはびこり、掃除をするのも簡単ではなく、後回しになってしまうことも多いと思います。

そこで、お風呂掃除を家事代行のプロに頼むことを考えている方に、そのメリットとデメリット、頼む際の注意するべきポイントをご説明します。

家事代行のプロに風呂掃除を頼むメリット

お風呂の排水口

プロにお風呂掃除を頼むメリットは3つあり、下記のとおりです。

  •  自分でやるよりもキレイになる
  •  汚れている部分の掃除を自分でやらずに済む
  •  一度きれいにしてもらうと、その後のお手入れも楽
順に解説します。

自分でやるよりもキレイになる

普段はどのようにお風呂掃除をしていますか?

多くの方は、バスタブをスポンジで洗って、床や壁に目につく汚れがあれば落とすという感じだと思います。

 

しかし、お風呂場は、蛇口周りや、排水口、天井など多くのところに水垢やカビがたまります。ついついこのような細かいところは、普段のお掃除では手がつけられていない方も多いのではないでしょうか。

お風呂のカビや水垢を放置していると、どんどんキレイにするのが難しくなっていきます。

このような普段掃除をするのが時間的に難しいという部分も、家事代行のプロに一気にキレイにしてもらえます。

また、汚れといっても、水垢や皮脂垢、石けんカスと種類があり、それぞれに効果的な洗剤は異なります。家事代行のプロは、こうした汚れにそれぞれ最適な洗剤を使って掃除をしてくれます。

 汚れている部分の掃除を自分でやらずに済む

お風呂の排水口は、髪の毛や水垢がすぐにたまってしまいます。

「汚い部分はちょっと…」と思っているうちに、さらに汚れがたまり、最終的には詰まってしまいます。

詰まりで水が流れなくなって初めて、排水口の掃除をしているという家庭も多いのではないでしょうか。

家事代行のプロに頼むことで、このように普段はなかなか掃除をしようと思わない、汚れが溜まった部分もピカピカにしてもらえます。

また、オプションになってしまう場合も多いですが、エプロン内部や浴室換気扇まで掃除を頼むこともできます。

このような部分の黒カビは、自力でやるとなると、ツラいものがありますよね。。

 一度きれいにしてもらうと、その後のお手入れも楽

一度、家事代行のプロに一気にお風呂掃除をしてもらうと、その後の掃除が格段にラクになります。

 

頑固な黒カビを落としてもらえれば、あとは普段からちょっとひと手間かけて掃除をすれば、新築のような真っ白のお風呂場を維持することができます。

また、その場で家事代行のプロにご自宅のお風呂場の掃除のコツを聞くこともできます。

湿気がたまりやすい構造のお風呂場もあれば、汚れがたまりやすい排水口のお風呂場もあります。ぜひご自宅のお風呂にあった掃除のやり方をきいてみてください。

家事代行のプロに風呂掃除を頼むデメリット

掃除後のお風呂場

一方で、デメリットも存在します。たとえば下記のとおりです。

  •  自宅に知らない人をあげないといけない
  • お金がかかる
詳しく説明します。

自宅に知らない人をあげないといけない

家族のお風呂場に知らない業者さんをあげることを不安に思う方もいらっしゃると思います。

実際「お風呂場に変なことをされたらどうしよう」「その場で高額な請求をされたら怖い」という方もいます。

その不安はもっともです。

なので、家事代行サービスを行っている会社さんのホームページを確認したり、家事代行の比較サイトで口コミを読んだりして、きちんとした業者か確認することが大切です。

お金がかかる

家事代行のプロにお風呂場掃除を頼む最大のデメリットは、お金がかかることです。

お風呂掃除を1回頼むと、2時間ほどの作業で5千円から1万円ほどかかる家事代行サービスが多いです。

自分で掃除をすればタダなのに、1万円もかかるのかと思う方も多いと思います。

けれど、お風呂は毎日使うものです。お風呂場のカビを見て、「早く掃除をしないとなぁ」という気分で毎日お風呂に浸かるよりも、毎日ピカピカのお風呂を見て気持ちよくお風呂に入りたくありませんか?

その毎日の快適なお風呂タイムを1万円ほどで買えるとなれば、安い買い物かなと思います。

浴室クリーニングと家事代行の違いとは?どちらを使うべき?

浴室クリーニング

実は、家事代行の一環としてのお風呂掃除とは別に、「浴室クリーニング」というサービスもあります。

これはハウスクリーニングの一種で、家事代行と同じように自宅のお風呂をプロが掃除してくれるサービスです。

家事代行の違いは、大きくは下記のとおりです。

  • 浴室に限定して、普段掃除をしないところまで掃除してくれる
  • プロが専門の器具や薬品を使って徹底的に汚れを落としてくれる
  • 料金は家事代行と比べると高め
順に解説します。

浴室に限定して、普段掃除をしないところまで掃除してくれる

家事代行は、基本的に自宅全体の掃除をしてもらえ、その1つとしてお風呂も掃除してくれます。

一方で、浴室クリーニングは、お風呂だけを掃除してもらえます。

また、家事代行はあくまで一般的な掃除の代行しかしてくれませんが、ハウスクリーニングは普段掃除をしないようなお風呂の箇所まで掃除してもらえます。

たとえば、浴槽エプロンの内側や、換気扇、天井の汚れなどですね。

とくに浴槽エプロンの中は、普段は掃除が難しいところかと思いますが、カビが繁殖して真っ黒になっていることもあります。そういった、普段掃除をできない箇所をキレイにしてもらいたいときは、浴室クリーニングのほうが良いですね。

プロが専門の器具や薬品を使って徹底的に汚れを落としてくれる

家事代行と違い、クリーニングのプロが特殊な器具や薬品を使って、お風呂の汚れを落としてくれます。

家事代行はあくまで日常の家事の代行サービスなので、掃除用具は自宅のモノを使うことになりますし、スタッフさんも日常的な家事に精通しているだけで、浴室の構造や専門的な汚れの除去方法に詳しいわけではありません。

その点、浴室クリーニングでは、市販されていないような強力な薬品を使うなどして、頑固なカビを取り除いてもらえます。

もちろん、完全にキレイにならない可能性もありますが、自分で掃除をしたり、家事代行に頼むよりも確実にキレイになるはずです。

お風呂の汚れがひどい方や、年に一度の大掃除をしたいという場合は、浴室クリーニングが合っていますね。

料金は家事代行と比べると高め

一方、浴室クリーニングにもデメリットがあります。それは、家事代行よりも料金が高いという点です。

風呂場の大きさによっても料金は変わりますが、一般的な料金は、下記のような設定が多いです。

1回2〜3時間の浴室クリーニングで、1万3千円〜1万8千円の料金

上記のとおりで、風呂掃除以外もやってもらえる家事代行サービスと比べると多少値がはることが多いです。

とはいえ、浴室クリーニングは一度やってしまえば、キレイな状態が数ヶ月は続きますので、家事代行で毎回お風呂掃除を頼むより、トータルで安くつく可能性はあります。

例えば、イオングループが運営しているハウスクリーニングサービス「カジタク」の場合、出張費・消費税込みで14,580円で90分の浴室クリーニングを頼めます。

あなたの状況に合わせて、家事代行と浴室クリーニングを使い分けてください。

まずは一度使ってみることをおすすめ

いかがでしたでしょうか。

家事代行のプロにお風呂掃除を頼むメリットとデメリット、浴室クリーニングとの違いを解説しました。

どちらにせよ、掃除代行サービスは、一度頼まないとその良さは分かりづらいと思います。まずは一度使ってみてはどうでしょうか。