
掃除代行サービスを利用している僕が、こういった疑問に答えます。
家事代行は、言うならば赤の他人を家に上げて、掃除や洗濯、料理を代わりにやってもらうこと。なにかトラブルが起こったらと考えると怖い…と不安に思いますよね。
実際、家事代行を頼んでトラブルになるケースもあります。
今回は、家事代行で起こりうるトラブルやリスクの実例、またその回避方法と対処法を解説します。
家事代行サービスの比較は下記からどうぞ。
【2019年】家事代行サービスの料金や対応エリア、特徴を徹底比較
家事代行のトラブルの実例と予防方法
家事代行を頼むことによって起きるトラブルやリスクはいくつかあり、下記のように分けられます。
- 料金に関するトラブル
- 作業内容に関するトラブル
- モノの破損、紛失、盗難に関するトラブル
- 家事代行スタッフに関するトラブル
家事代行の料金に関するトラブル

やはり、何らかのサービスを頼むにあたって、料金面は最重要の項目です。
それは家事代行でも同じで、お金の面でトラブルになる人も多いようです。
料金に関するトラブルの具体例
家事代行の利用でもっとも多いリスクが料金内容に関するトラブルです。
家事代行サービス各社は、サイト上に料金プランを載せているところが多いですが、実際には自宅を営業マンが見積もりをして初めて正確な料金が決まるという会社もあります。
実際、各家庭によって散らかり度合いも違いますし、家事代行に求める内容も異なりますので、オーダーメイドの料金になることは仕方のない面もあります。
たとえば、下記のとおりです。
- 見積もり時には入っていなかった、追加の作業箇所分の料金を請求された
- 定期利用サービスを解約したところ、高額の解約違約金を取られた
- 交通費や鍵の預かり料金など、サービス本体以外の料金を想定していたよりも多く請求された
上記のようなトラブルは少なからず起きているようです。
料金に関するトラブルの予防策
料金面のトラブルを避けるコツがあり、下記のとおりです。
- 契約書や見積書をきちんと読んで、契約内容を把握する
- 本体料金だけでなく、キャンセル料金や鍵預かりの料金、スタッフの指名料金なども確認する
- 実料金よりも安く見積もりされてしまう可能性があるため、見積時には必要以上に部屋を綺麗にしておかないこと
契約書をよく理解するなど、基本的なことをするだけで、被害は防げます。
家事代行の作業内容に関するトラブル

家事代行というサービスは、利用者それぞれによって具体的なサービス内容が変わってしまうため、サービス内容についてトラブルになることもあります。
作業内容に関するトラブルの具体例
よく家事代行のトラブルとしてイメージされるかもことも多いと思いますが、たとえば下記のとおりです。
- イメージしていたよりも部屋を綺麗にしてもらえなかった。これなら自分でやるほうが良い…。
- 料理代行を頼んだが、おかずも貧相で、味も美味しくなかった。
- 片付け代行を頼んだのに、当初想定していた2時間では全く進まず、追加料金が発生した。
作業内容に関するトラブルの予防策
このような具体的な作業内容に関するトラブルは起こりがちです。なぜなら、掃除代行であれば、綺麗のレベルは人によって違うからです。
そのリスクをさけるためのコツは、家事代行のゴールに共通認識を持つことです。
しかし、契約書やサービスプランについて会社に聞いても、どうしても完全にイメージを合致させるのは難しいものです。
そうすれば、もし自分のイメージと離れていて失敗しても一回分のお金を損するだけで済みます。定期プランを頼んでしまってから失敗すると、解約する手数料もかかりますし、金銭的な損失がかさみます。
モノの破損、紛失、盗難に関するトラブル

スタッフさんも人間ですから、どうしても作業中にモノを壊してしまうということはありえます。
実際、自分が家事代行を頼んだ際にも、お風呂の排水口の蓋が壊れてしまいました。(老朽化していましたし、全く問題はなかったですが。)
このようなトラブルの実例や予防策をお伝えします。
モノの破損、紛失、盗難に関するトラブルの具体例
モノの破損や盗難については、家事代行の不安な点として考えている方が多いと思います。
知らない家事代行のスタッフを自宅に入れるとなると、何かされるのではないかという不安を持つのは当然です。
具体的には、下記のようなトラブルになるリスクがあります。
- リビングの掃除代行を頼んだら、家具をずらした際に床に傷がついた
- 不在中に料理代行を頼んだら、キッチンの戸棚にあった現金が無くなってしまった
特に不在中に家事代行をしてくれるのは大変便利なサービスですから、リスクを減らしてうまく使いたいところです。
モノの破損、紛失、盗難に関するトラブルの予防策
モノの破損に関しては、家事代行のスタッフさんも細心の注意を払っていますが、どうしても起きてしまうことはあります。
また、知らない人を自宅に上げることで、盗難というリスクはどうしてもゼロにはできないものです。
そのため、利用者としてできることは、以下の通りです。
- 家事代行会社が破損や紛失に関して損害補償制度を設けているか確認する
- 貴重品や現金を手の届く場所に置かない
- 口コミを確認して、信頼できる業者を選ぶようにする
家事代行スタッフに関するトラブル

スタッフさんも人間ですから相性というものがあります。
合う人と合わない人がいて、当然ですが、それによってトラブルに発展することがあります。
家事代行スタッフに関するトラブルの具体例
人間同士なので、家事代行のスタッフさんとそりが合わないという可能性はあります。
これが飲食店などの通常のお店なら、深くコミュニケーションを取る必要もありませんし、問題になりません。
しかし、家事代行となると自宅に上げて料理を作ってもらったり、掃除をしてもらったり、子どもを見守ってもらったりするわけで、少なからず相性が合う人である必要があります。
実際、下記のようなことがあるようです。
- 頼んだ通りのやり方で掃除をやってもらえない
- 無愛想で気持ちの良いコミュニケーションができない
家事代行スタッフに関するトラブルの予防策
スタッフとの相性は、どうしても事前にはわかりにくいものです。
ですが、最低限下記のことはできると思います。
- スタッフのキャンセル、指名料金を把握しておく
- スタッフの口コミが調べられる場合は調べる
結局頼んでみるまでわからないので、頼んでみて合わなかったら変えられる会社を選ぶというのが大切です。
家事代行のトラブルが起こってしまったときは?
今まで紹介してきた、「料金やサービス内容、モノの破損紛失、スタッフとの相性」の4つが家事代行におけるリスクです。
この4つさえきちんと把握して、予防として事前に契約内容や口コミを調べておけば家事代行で不安に思うことはありません。
消費者生活センターには似たようなケースを多く知っているため、無料で詳しく相談に乗ってもらうことができます。
ぜひ家事代行のリスクを把握し、安全に家事代行を使って、自分の時間を有意義に使ってください。
家事代行サービスの比較は下記からどうぞ。